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ETech 06 でNingが講演。その全てがスクリーンキャストで公開される
ETech 06 で、Ningが発表を行ったらしい。その講演の様子がスクリーンキャストになって、公開されている。 ( http://etech06.ning.com/ )この講演はとてもよくまとまっている。Ningの魅力が良く理解できた。
ETech 06 での ning の講演をレポートされています。ning はソーシャルアプリケーション(ソーシャルブックマークとか写真共有とかそんなの)を作るためのサービスです。
rails に対応する予定というところが目を引きました。個人的に Ruby 好きなので気になったということもありますが、これは ning の方向性にあっているなと思います。
以下、例によって ning の人がどう言っているかは調べてませんが、ning のサービスを見ての感想です。
いかに簡単に自分のほしいアプリケーションを作成することができるか、という点が ning のユーザにとっては重要です。ning は以下のようにして、その課題を解決しようとしていると思います。
すでにウェブアプリを開発している人は、雛型をコピーしてちょっと改造するだけじゃ自由度が少ないじゃんと思われるでしょう。確かにそうです。ですが、プログラミングを始めて、いきなりスクラッチでオリジナルのプログラムを書いた人は多くないのではと思います。私の場合は、書籍に載っているサンプルを改造したり、ウェブで配布されている CGI の改造からプログラミングを覚えました。改造には、動く実物に手を入れるためほしい機能だけ作ればいい(=ゼロから作成するよりも楽だしモチベーションが維持できる)、コードを読んで先人の技を覚えられる、といった利点があります。
ning がターゲットにしたいのは、このくらいの初歩のプログラミングレベルのユーザなのだと思います。もっと言えば、Excel でマクロ組んだりとか Access でアプリ作ったりとか、プログラミングが本職じゃないけど多少は詳しく、業務の助けになるちょっとしたものを作る人たちです。あるいは、趣味で掲示板などの CGI をサイトに設置している人(自分で設置できる程度に詳しい)。
今現在においては、そういう人たちは自分で作成したりはせずに、ニーズに合ったものを探してきて使っています。とはいえ、完全にニーズと一致したアプリを見つけるのは難しいものです。デザインを変えたい、項目を付け足したいといった要望が出てきます(ですので、機能の豊富さやカスタマイズ性の高さが評価されます)。
豊富な機能を使いこなしたり高度なカスタマイズをするのと、プログラミング言語を使ってほしいものを作るとの間には、越えなくてはならない高い壁があるのかもしれません。
その壁を押し下げるのが、先にあげた四つの項目です。
四番目は重要です。レポートで、
非営利団体がNingを使うシナリオ。地域のボランティア団体がNing上でアプリを作成。各地域の団体がそれをコピって活用。団体にテッキーがいなくても、よその団体のアプリをコピーできるので楽。さらにコンテントストアのデータを共有できるのもうれしい、みたいな。
とあります。ウェブのアプリは改造版が人気を得て独自の発展を遂げることがあります。改造版が本家とは異なったニーズを満たすためです。講演の例には、ジェネラルなソーシャルアプリから特定地域や特定業務に特化したアプリが作られ、それがまた利用されて……という進化が起きる期待がうかがえます。
ただ、どなたかが書かれていましたが、「改造して好きなものを作れるような人は、改造ではなくオリジナルで作る」というのが現状でしょう。まだまだ壁は高いです。
雛型がたくさん供給されて少しの改造でほしいものが手に入るようになること、改造作業がより容易にできることが必要です。ruby という言語の習得が容易かどうかは議論が要りそうですが、rails というウェブアプリケーション開発フレームワークの習得の容易さは論を待たないのではないでしょうか。ということで、ning の rails 対応に期待しています。
もちろん、rails が現在においてウェブアプリケーション開発フレームワークの中ではもっとも習得が容易な部類というだけで、壁を取っ払えるわけではないと思います。
しかし、このような試みの先に、ほしいアプリを少しの労力で作れる、つまりネットでしたいことを実現できる世界があるのではないでしょうか。
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